概要
歌で英語を学ぶと、メロディーと物語のおかげで単語が記憶に残りやすくなります。この「Joy Of My Own」では、日常でよく使う48語の語彙(inside, instead, insist, neither…nor, rather…than など)を、影から抜け出し自分らしく生きる物語とともに学べます。学び方は、曲を聴く → 英語と日本語の歌詞を読む → IPA発音と意味つきで単語を覚える → 例文を作る → 文法を確認する → シャドーイング。英語の単語や文をクリックすると発音が聞けます。
💡 ヒント: 英語の単語や文をクリックすると、発音が聞けます。
この曲のストーリー:自分らしくいる喜び
「Joy Of My Own」は、かつて道を見失い、影と悲しみに閉じ込められていた人が、一歩ずつ光の中へ歩み出し、自分自身の人生を生きる物語です。「locked inside the shadows」から「joy is rising like the morning tide」へ——この歌は自由と自尊心の宣言です。
メッセージはとても前向きです。幸せに化粧も他人の承認もいりません——「I'm pleased to be myself」。涙の代わりに笑顔を、鎖の代わりに自由を。自分を愛することを学んでいるすべての人への歌です。
歌詞と日本語訳
各パートは英語の歌詞と、その下の日本語訳で構成されています。英語の行をクリックすると発音が聞けます。
[Verse 1]
Once upon a time I lost my way
Locked inside the shadows, cold and grey
Nobody heard me, nothing felt right
I kept a lid on all my tears at night
The sky had lost its colors then
I wrote my sorrows down in fading ink
昔々、私は道を見失った
影の中に閉じ込められ、冷たく灰色だった
誰も私の声を聞かず、何も正しく感じられなかった
夜には涙にすべてふたをしていた
そのころ空は色を失っていた
消えかけたインクで悲しみを書き留めた
[Pre]
Now I'm stepping out of the past
Onto a road I call my own at last
No more sorrow, neither doubt nor fear
A hundred per cent — my time is here
今、私は過去から一歩踏み出す
ついに「自分の道」と呼べる道の上へ
もう悲しみはない、疑いも恐れも
百パーセント——私の時が来た
[Chorus]
Let it shine, oh please don't hide
Joy is rising like the morning tide
Instead of tears, I wear a smile
I'm pleased to be myself — it's been a while
Near the light or in the pouring rain
None can take this flame away again
輝かせて、お願いだから隠さないで
喜びが朝の潮のように満ちてくる
涙の代わりに、笑顔をまとう
自分でいられて嬉しい——ずいぶん久しぶり
光のそばでも、土砂降りの中でも
この炎はもう誰にも奪えない
[Verse 2]
Call me odd — I'm cracking like a nut
Got rid of every chain that kept me shut
Much stronger now, the most alive
A safety net of dreams where I can dive
No make-up needed for this face
I insist on living in my grace
変だと言えばいい——私は殻を破る木の実のよう
私を閉じ込めていた鎖をすべて捨てた
今はずっと強く、最高に生きている
飛び込める、夢でできた安全網
この顔に化粧はいらない
私は自分らしい気高さで生きると言い張る
[Bridge]
The world outside is calling loud
Next to my fears, I'm standing proud
Over the hills, a prompt new light
This life is ours — so hold it tight
We lift ourselves and shine so bright
No other road could feel this true
I'd rather dance alone than fake it through
外の世界が大きな声で呼んでいる
恐れのとなりで、私は誇らしく立つ
丘の向こうに、すぐに届く新しい光
この人生は私たちのもの——だからしっかり抱きしめて
私たちは自らを引き上げ、まぶしく輝く
ほかのどんな道もこれほど本物には感じられない
取り繕って過ごすより、一人で踊るほうがいい
[Outro]
One by one, the stars align
Not afraid of what's behind
A little braver every day
The morning sun will show the way
一つずつ、星が並んでいく
過ぎ去ったものを恐れない
毎日ほんの少し勇敢に
朝日が道を示してくれる
★ 英語を歌で学ぶ
単語・発音・例文(48語)
DAY 017
- In /ɪn/ — 〜の中に
The milk is in the fridge. → 牛乳は冷蔵庫の中にある。 - Ink /ɪŋk/ — インク、墨
My pen ran out of ink. → ペンのインクが切れた。 - More /mɔːr/ — もっと多くの
Would you like some more rice? → ご飯をもう少しいかがですか。 - Most /moʊst/ — 最も多くの;ほとんどの
Most students walk to school. → 生徒のほとんどは歩いて通学する。 - Inside /ɪnˈsaɪd/ — 〜の中に、内側
It's warm inside the house. → 家の中は暖かい。 - Insist (on) /ɪnˈsɪst ɒn/ — (〜を)強く主張する、言い張る
Grandma insists on cooking for us every weekend. → 祖母は毎週末、私たちのために料理を作ると言い張る。
DAY 018
- It /ɪt/ — それは
Where is my hat? It is on the chair. → 私の帽子はどこ?——椅子の上にあるよ。 - Its /ɪts/ — それの
The dog wagged its tail. → 犬はしっぽを振った。 - Much /mʌtʃ/ — たくさんの、多量の
How much is this shirt? → このシャツはいくらですか。 - Near /nɪər/ — 〜の近くに
There is a bakery near my house. → 家の近くにパン屋がある。 - Instead /ɪnˈstɛd/ — その代わりに
We had no rice, so we ate noodles instead. → ご飯がなかったので、代わりに麺を食べた。 - A little /ə ˈlɪtl/ — 少しの
Add a little salt to the soup. → スープに塩を少し加えて。
DAY 019
- Joy /dʒɔɪ/ — 喜び
The baby's laugh filled the room with joy. → 赤ちゃんの笑い声が部屋を喜びで満たした。 - Let /lɛt/ — 〜させる、許す
Let me help you with those bags. → その荷物、運ぶのを手伝わせて。 - Nobody /ˈnoʊbədi/ — 誰も〜ない
Nobody was home when I called. → 私が電話したとき、家には誰もいなかった。 - None /nʌn/ — 一つも〜ない、誰も〜ない
I wanted cookies, but there were none left. → クッキーが食べたかったが、一つも残っていなかった。 - Make-up /ˈmeɪkʌp/ — 化粧、メイク
She wears very little make-up. → 彼女はほとんど化粧をしない。 - Myself /maɪˈsɛlf/ — 私自身
I painted the fence myself. → 私は塀を自分で塗った。
DAY 020
- Lid /lɪd/ — ふた
Put the lid on the pot. → 鍋にふたをして。 - Me /miː/ — 私を、私に
Can you pass me the salt? → 塩を取ってくれる? - Not /nɒt/ — 〜でない
This is not my coat. → これは私のコートではない。 - Once /wʌns/ — 一度;かつて
We visit our grandparents once a month. → 私たちは月に一度、祖父母を訪ねる。 - Neither /ˈnaɪðər/ — 〜も…も〜ない
Neither of us likes spicy food. → 私たちはどちらも辛い料理が好きではない。 - Next to /nɛkst tuː/ — 〜のとなりに
The pharmacy is next to the bank. → 薬局は銀行のとなりにある。
DAY 021
- Prompt /prɒmpt/ — 迅速な、時間どおりの
Thank you for your prompt reply. → 迅速なお返事をありがとうございます。 - Net /nɛt/ — 網
The fisherman threw his net into the sea. → 漁師は網を海に投げた。 - Onto /ˈɒntuː/ — 〜の上へ
The cat jumped onto the roof. → 猫は屋根の上へ飛び乗った。 - Other /ˈʌðər/ — ほかの
Where is my other shoe? → もう片方の靴はどこ? - Nothing /ˈnʌθɪŋ/ — 何も〜ない
There is nothing in the fridge. → 冷蔵庫には何もない。 - One /wʌn/ — 一つ
I have one brother and two sisters. → 私には兄が一人と姉が二人いる。
DAY 022
- No /noʊ/ — いいえ;一つも〜ない
No, thank you. I'm full. → いいえ、結構です。おなかいっぱいです。 - Nor /nɔːr/ — 〜もまた〜ない
He can't swim, nor can his brother. → 彼は泳げないし、弟も泳げない。 - Ours /ˈaʊərz/ — 私たちのもの
That garden is ours. → あの庭は私たちのものだ。 - Over /ˈoʊvər/ — 〜の上を越えて、〜の上に
The bird flew over the river. → 鳥は川の上を飛んでいった。 - Ourselves /aʊərˈsɛlvz/ — 私たち自身
We built this bookshelf ourselves. → この本棚は私たち自身で作った。 - Out (of) /aʊt ɒv/ — 〜から外へ;〜を切らして
We are out of sugar. → 砂糖を切らしている。
DAY 023
- Now /naʊ/ — 今
It's ten o'clock now. → 今は10時だ。 - Nut /nʌt/ — 木の実、ナッツ
Squirrels love to eat nuts. → リスは木の実を食べるのが大好きだ。 - Own /oʊn/ — 自分自身の;所有する
She has her own room now. → 彼女は今、自分の部屋を持っている。 - Past /pɑːst/ — 過去;過ぎて
Don't worry about the past. → 過去のことは心配しないで。 - Outside /aʊtˈsaɪd/ — 外に、外側
The children are playing outside. → 子どもたちは外で遊んでいる。 - Per cent /pər ˈsɛnt/ — パーセント
Ninety per cent of the class passed the test. → クラスの90パーセントが試験に合格した。
DAY 024
- Odd /ɒd/ — 奇妙な;奇数の
There's an odd smell in the kitchen. → 台所で奇妙なにおいがする。 - Of /ɒv/ — 〜の
She is a friend of my mother. → 彼女は母の友人だ。 - Rather /ˈrɑːðər/ — かなり;むしろ
I'd rather stay home tonight. → 今夜はむしろ家にいたい。 - Rid /rɪd/ — 取り除く(get rid of)
We got rid of the old sofa. → 私たちは古いソファを処分した。 - Please /pliːz/ — どうぞ;喜ばせる
Please close the window. → どうぞ窓を閉めてください。 - Pleased /pliːzd/ — 満足した、うれしい
I'm very pleased with my new haircut. → 新しい髪型にとても満足している。
文法ポイント
1. neither … nor(〜も…も〜ない): 二つの否定を並べます。「No more sorrow, neither doubt nor fear」。動詞は近いほうの名詞に合わせます。
2. instead of + 名詞 / 動名詞(〜の代わりに): 「Instead of tears, I wear a smile」。instead of のあとは名詞か -ing 形です。
3. would rather … than(〜するより…したい): 「I'd rather dance alone than fake it through」。両方とも動詞の原形(rather + 原形 … than + 原形)。
シャドーイング練習
- まず歌詞を見ずに1回通して聴き、リズムとメロディーをつかむ。
- 歌詞を開き、一文ずつ歌手のすぐ後を追って真似する(必要なら0.75倍速)。
- 元の声に重ねて言い、抑揚と強勢をまねる(表のIPAの単語に注意)。
- 自分の声を録音して元の音源と比べ、ずれた音を直す。
語彙ストーリー:The Big Cleaning Day
次の短い物語には、この曲の48語がすべて含まれています。まず英語で読み、その後で日本語訳と照らし合わせましょう。英語の段落をクリックすると発音が聞けます。
English
Once a year, before Tet, my mother insists on cleaning every corner of our little house. “Nobody rests today!” she says with joy. “Please, let me sleep a little more,” I beg. But in our family, no one — neither my brother nor I — can escape the big cleaning day.
We start inside the kitchen. Mom lifts the lid of an old pot and finds an odd surprise: a bag of nuts my father hid there last year and forgot. She laughs so much that tears run down her face.
My job is the bookshelf. I climb onto a chair and take every book out of its place. Most of them are covered with dust. One old notebook falls near my feet. Inside, in faded blue ink, is my grandmother's handwriting — her recipe for sweet soup. The past suddenly feels very close. Nothing in this house is more precious than this. I tell myself I will cook it for Mom one day.
My brother works outside. He fixes the net over the fish pond and gets rid of the dry leaves. “Ninety per cent done!” he shouts — always prompt with his reports.
My sister clears her table. She keeps her favorite make-up box but gives the other things away. “I'd rather own less and smile more,” she says. Instead of throwing her old dresses away, she folds them carefully for our cousin.
By evening, none of us has any energy left, but the house — ours, only ours — is shining. We sit next to each other on the floor, drinking tea. “Now this,” Mom says, “is what we did for ourselves, by ourselves.” “Not bad for one day,” Dad smiles, pleased with our work. Sometimes the simplest day brings the greatest joy.
日本語訳
一年に一度、テトの前に、母は小さな家のすみずみまで掃除すると言い張ります。「今日は誰も休まないわよ!」と嬉しそうに言います。「お願い、もう少し寝かせて」と私は頼みます。でも我が家では、誰も——兄も私も——この大掃除の日から逃げられません。
まず台所から始めます。母は古い鍋のふたを持ち上げ、奇妙な驚きを見つけます。父が去年そこに隠して忘れていた木の実の袋です。母は涙が出るほど笑います。
私の担当は本棚。椅子の上に登り、すべての本を元の場所から取り出します。ほとんどがほこりをかぶっています。古いノートが一冊、足元に落ちてきます。中には、色あせた青いインクで、祖母の手書き——甘いスープのレシピがありました。過去が急にとても近く感じられます。この家で、これ以上に大切なものは何もありません。いつか母のために作ろうと心に決めます。
兄は外で働きます。魚の池にかけた網を直し、枯れ葉を取り除きます。「90パーセント完了!」と叫びます——報告はいつも迅速です。
姉は自分の机を片づけます。お気に入りの化粧箱は残し、ほかのものは人にあげます。「持ち物は少なく、笑顔は多いほうがいい」と言います。古いワンピースは捨てる代わりに、いとこのためにていねいにたたみます。
夕方までに、誰にも力は残っていませんが、家は——私たちの、私たちだけの家は——輝いています。私たちは床でとなり合って座り、お茶を飲みます。「これこそ」と母は言います。「私たち自身のために、私たち自身の手でやったことよ」「一日にしては悪くない」と父は微笑み、仕事に満足しています。ときに、いちばん簡素な一日が、いちばん大きな喜びをもたらすのです。
こんな時におすすめ
「Joy Of My Own」はソウルバラードからダンス調へ移り変わります。気持ちを立て直したいとき——朝の始まり、掃除中、運動中、プレッシャーを手放して自分を愛したいときにぴったりです。前半はゆっくりで単語が聞き取りやすいです。
もっと学ぶ
1曲で終わりではありません。JEM NEU69 トップページ、Song Lessons、Vocabulary、Shadowing もぜひご覧ください。
プレイリスト
JEM NEU69について
JEM NEU69(Japan English Music)は、My Pham VCCI のオリジナル英語ソングで英語を学ぶブログです。歌・物語・シャドーイングを通して、日常でよく使う語彙と発音を自然に身につけられます。「音楽で英語を学ぶ|Learn English Through Music」がテーマです。
まとめ
「Joy Of My Own」は、いちばんの喜びが「自分らしくあること」から生まれると教えてくれます。曲を聴き、表の48語を例文とともに覚え、「The Big Cleaning Day」を読み、毎日シャドーイングしましょう。少しずつ、あなたの語彙は自然に増えていきます。
よくある質問
歌で英語を学ぶのは本当に効果がありますか?
はい。メロディーと韻は、味気ない暗記よりも単語を長く記憶に残し、歌うことで発音も良くなります。聴く・歌詞を読む・意味を学ぶ・シャドーイングを組み合わせると最も効果的です。
初心者でも学べますか?
学べます。各単語にIPA発音と日本語の意味、英語と日本語の例文があり、語彙を含むストーリーも読めるので、初心者でも無理なく進められます。まずはゆっくり、一文ずつ真似してみましょう。
シャドーイングとは何ですか?
ネイティブのすぐ後を追って声に出して真似する練習法です。抑揚やリズムを合わせながら、聴く・重ねて言う・録音して比べる、を繰り返します。
1週間に何曲学べばいいですか?
忙しい人には週1〜2曲がおすすめです。1曲を3〜4回の短いセッションに分けて、聴く・単語・シャドーイングを行いましょう。量より継続が大切です。
この曲はどこで聴けますか?
YouTubeチャンネル My Pham VCCI のプレイリスト「S66 - Learning 3600 word english by 66 Song」で聴けます。記事の冒頭と末尾に動画とプレイリストを埋め込んでいます。






